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十六夜の集いは兎尽くしで

最終更新: 2020年10月22日

水掬月在手(水を掬すれば、月手に在り)という禅語があるように、10月になると冴え渡たる名月を思わず両手の掌に映したくなるものです。

そんな季節を迎えると、私のきものStyleには月や兎をデザインしたアイテムが登場!

母が卯年だったものですから、兎モチーフには事欠きません(笑)。


この日は、十六夜の茶話会へお出かけ。


月の周期は15日ですから、新月から16日を数えて満月を過ぎた頃の月を「十六夜(いざよい)」といいます。

完全でないものにさえ美を見出す心は、いかにも日本人らしい美意識ですね。

本心としては盃に月が映る宵どきを楽しみたいのですが、自粛ライフを送っているため明るい時間の集いとなりました。


古き良き日本の美学に思いを馳せながら選んだ装いは、母から譲られた海松色の江戸小紋と、秋草の中を軽やかに跳ねる兎を描いた型染めの帯。

象牙製の兎の帯留めが帯の図案の一部に見えるように、帯締めは帯に溶け込む色をセレクト。


秋桜色から深いグリーンへと暈した帯揚げが、きものと帯の世界観のつなぎ役に。「アァでもない、コゥでもない」とコーディネートを考える時間は、きものをキャンバスに帯や小物で秋の情景をスケッチして色を重ねていく至福のひとときです。


saiko














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