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春の貝づくし

舞い散る桜を映したような、「ぎをん齋藤」の鴇色(ときいろ)の訪問着。

明るいピンクはお若い方が着る印象ですが、実は大人にこそオススメしたい色!


その理由は、チークのような効果で顔まわりが、ふんわり明るく照らされるた

めです。着る人はもちろん、同席する人さえも幸せにするオーラがあると思い

ませんか?年齢を重ねると敬遠されがちな明るいピンクですが、是非皆様もこの春はタンスに眠っている娘時代の一枚を引っ張り出して着てみてください。


その訪問着に描かれている図柄は、春の海際に打ち寄せられたような表情豊かな貝たち。

貝は女の子の幸せを願う縁起の良い文様です。そのため私は雛祭りの頃にも袖を通すことも。こんなにも多色づかいをしていて、意表をついたような色味も用いているのに、全体が上品にまとまり透明感を感じさせるのは、さすが京都の伝統に育まれた感性ですね。


最近は、洋服のシックなトーンに慣れてしまったせいか、街ゆく方の着こなしを見ていると色使いに億劫になる傾向に。私も洋服はシックな装いですが、この訪問着を纏うと「やっぱりきものの楽しさは色の足し算!」だと心躍ります。


今回は、きものや帯に色をたっぷりと使っているため、帯周りの小物は控えめカラーに。こうした足し算と引き算のさじ加減が、きれい色を現代的に着こなすポイントではないでしょうか。









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